委託販売のいろいろ<続ける編>

もともと、何かを「作る」事が大好きだった延長で今に至るので
ハンドメイド活動も「楽しくやる」事に重点を置いて活動してきました。
作家としての成長はとてもゆっくりだと思います。

なので、価格設定などのビジネスや戦略的な部分は本などを参考にしてもらうとして、
それ以外で私が気をつけたり気付いたりしたことをまとめました。
楽しくやる!とはいえ、人間関係プラスお金が発生する事なので
大きく分けて下記3つは最低限守るようにしています。

お店のルールを守る
商品の最低価格、陳列のルールなどはお店によってまちまちです。
規約は必ず目を通して、不明な点はわかるまで確認します。
スペースを借りて自分でディスプレイするようなところでは、下の棚が暗くなってしまうため
布を敷くのがNGというところもありました。棚に画鋲を使ってもよいか?なども重要です。

オーナーさんからのアドバイスは出来る限り実践する
どのようなお客様に売れた、とかこんな要望があった、などの情報はとても貴重です。
自分の信念を曲げてまで従う必要はありませんが、今後の制作に必ず役立つので、私はメモに残しています。

納品前に作品をしっかり検品(仕上げ漏れ、強度など)
基本中の基本ですが、納品直前に急いだりするとミスが発生することがあります。私自身、何度か失敗したので偉そうなこと全く言えません。戒めとして書きます。
もしも納品後に不良があった場合、納品してすぐに壊れたのか、試着などの段階でそうなったのか、売れずに置きっぱなしになって劣化したのが原因なのか、できるだけ詳しい内容を聞くようにしています。どうやったら再発しないようにできるかを第一に考えて行動します。

他に、必須はありませんが作家さんによって大きく分かれるのが

他の作品を見る
これは出来るだけした方がいいと思います。作品や賃列方法などに工夫や発見があるので、視野が広がります。
店舗だけでなくSNSも見ると、写真の撮り方や文章など見せ方の上手な人がたくさんいるのでとても参考になります。ほんの少しだけした店舗オーナーを経験した頃にも思いましたが、他の作品をじっくりと見て行く作家さんは、長くしっかり活動を続けていらっしゃる方が多かったです。

その他でより他店との差がぐっと出せるのは

・SHOPカード
・POP

です。特にSHOPカードはその時にお買い物をされなくても気になった方に思い出してもらえるチャンスが増えるアイテムです。あえて手作り感満載にしたり、遊び心を思いっきり詰め込んで個性を爆発させるといいです。私も最初の頃は、名刺サイズに切った画用紙にシールを貼りまくって手書きで連絡先、SNSなどを記載したものを置いていましたが、印刷の時より減るのが早かったです。

あんまり奇抜なことをする必要はないですね。
それよりも、作品を作り納品するというシンプルながらも地道な一連の流れを
安定して続けて行く事が一番大事かつ難しいです。
今年はコロナ禍でハンドメイド人口が増え、お店が減り、いっそう今後の行く末が謎ですが
素敵な作家さんが少しでも長く活動を続けて行ける世界になって欲しいです。

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