毛足の長い毛糸を編むときは
たまには有益(?)な記事を書きます!今年で編み物歴20年を越えたので、それなりに身についたこともある…はず…
編み物が楽しくなってくると、だんだん普通の毛糸じゃなくて、ちょっと特徴のある糸に挑戦したくなりますよね。特にあみぐるみだと、よりぬいぐるみっぽく見えるモフモフの糸とか見ると絶対可愛くなるに違いない!!なんて思います。
ですがこれ、編んでみるととても難しいのが分かります。なんせ編み目が見えない。そして丸く編む場合に最初の輪っかを作って糸を締める時、長い毛足が邪魔になってうまく丸が閉じないこともあります。何回解いてやり直してもできなくて、最悪の場合
もつれて結び目ができてしまい使えなくなることもありました。
私は特に力を入れてきつめに編みがちなので余計にうまくいかないです。
未だに編みはじめで失敗する事があります。でも完成までたどり着けるようになりました。
どうやったかというと…
その1:できなくていい。そのまま進める
編み物のいいところは、多少ずれがあったとしても帳尻を合わせやすいところです。
最初は多少変でも、後から調整ができます。編み初めの処理は、失敗すると穴が大きいまま編み進める状態になりますが、思い切って次に進んでみてください。意外となんとかなります。
仕上げの段階で縫い合わせるという手もあります。
毛足の長い糸だと多少変な部分も隠れますので、いくらでもカバーできます。
まずは完成を目指して作るようにしていけば、だんだん上手になってきて、ごまかしも必要なくなってきます。
その2:見えない編み目は手探りで数える
もじゃもじゃの編み目なんて見えたもんじゃありません。あきらめましょう。
指で編んだところをつまんでみるとポコポコとした形状になっているので、1ポコ=1目として数えれば大体合ってます。多少数が合わなくとも、都度調整していけば形にはなります。
ほどこうとすると引っかかって途中でほどけなくなったり、余計わけがわからなくなるので
引き返すより突き進む方をおすすめします。
その3:編みやすい糸と組み合わせる
仕上がりの見た目が少々変わりますが(モフ度が減る)これはこれで可愛くなりますし、バリエーション豊富になるのでおすすめの方法です。もじゃもじゃ糸と一緒にプレーンな糸を混ぜて編むと、編み目が少し見えやすくなります。ちょっと細めの糸でもいいかもですね。
色違いの糸だとカラフルになります。思ったより糸が細い時にもこの方法は便利です。
いずれもコツは、いい意味でテキトーに完成を目指すことです!!何回も作っていれば上手になってきます。はじめがいびつであればあるほど、上達を実感できて楽しいです。
どうか楽しんで編み物を続けてください🧶