ランディ丸闘病記録01

8月29日現在の様子。だいぶ元気になっています

実家でランディという名のMIX犬を飼っています。2010年生まれで今年12歳、人間でいうと60代半ばくらいのオスです。
これまで大きな病気もせず、ずっと元気だったのですが今年7月から体調を崩し、病名がはっきりしないまま、今も通院しています。しばらく続きそうなので、記録がてらここに残していこうと思います。
観察については母とのLINEでのやり取りが主で、私は数日おきに実家に寄っている感じです。
長いしお食事中には読まない方がいい部分もあるので興味のある方だけ読み進めることをお勧めします。

はじまり・・・7月10日ごろから
歩く時に左後ろ足を上げることがあると母から聞く。私が散歩に連れて行った時も少し様子がおかしい。
食欲も無くなってきていて、夏バテで疲れているのもあるのかと少し様子をみるが
足を上げて歩く頻度が増える一方なので17日に動物病院へ。(両親が連れて行った)
レントゲンで異常は見られず、消炎剤で様子をみることに。

7月12日の様子。長距離歩けたものの、帰りにふらつく様子が。

7月22日
食欲今ひとつ。元気も無くなっていて体重は落ちる一方。大好きな散歩にも行きたがらず。
時折クンクン鳴いて落ち着きのない様子を見せるようになる。触ると怒る。
夜中にも鳴き出すことがあるらしく、外に連れて出るとおしっこをする。
便がしばらく出ていないとのことで、足に力が入らないために踏ん張れないから?お腹が苦しいとか?
あまりに変なので再び動物病院へ。今回は私も同行した。
レントゲン、触診、血液検査など一通り受けるが、特に異常は見られないとのこと。
上げている足を触られても特に反応なし。うんちが出ていないのが気になると言ったら
下剤の役割のある薬を一緒に処方してもらえた。新しい薬を試しつつ、引き続き様子見。
病院から帰ったらその日はぐったりしていてずっと寝ていた。

翌日から、少し食欲が戻るが散歩には行きたがらず。
猛暑なので、無理やりにでも涼しい部屋に入れて過ごさせる。

7月25日
散歩したら久しぶりに大量の便が!回復の兆し?
と、思いきや昼夜問わず鳴いてソワソワ動き回る日があるらしい。足の具合も変わらず。

8月8日
母とは連絡を取り続けていたが、久しぶりに実家に様子を見に行くとだいぶ弱っている印象。
ケンケンしながら歩いていた足も、今は足を完全に浮かせている。毛もボサボサ。下痢になっている。
寝そべった状態でクンクン鳴きながら立ち上がろうともがくも、姿勢が定まらず苦しそうな感じで
再び伏せるという感じ。
起き上がりたいのかと思って手を貸すと吠えて怒った。
尻尾の先が少し当たっただけでも吠えて怒る。
チャットで獣医さんに相談できる「ジャストアンサー」というサービスを見つけ
相談すると「できるだけ早く他院での診察を」との答えが。
年齢と症状からして腫瘍の可能性が高く、初期は見つけるのが難しいらしい。
母に伝えると「それなら明日連れていこう」とのことで
近場に大きな動物病院があるのでそこに行くことに決まる。
ちょっと触るだけでも怒って怖くて、連れて行くのも苦労しそうなので夜に口輪を買ってきた。

一番弱々しかった頃。缶詰フードならなんとか食べた。

8月9日
初めての病院へ。新しいところで、ネットのレビューは微妙なコメントがあるだけだったので
不安だったけど綺麗で設備も整っているし良いところだった。
口輪を付けて押さえつける作業は仕方ないとはいえしんどいな。
結構弱っていたので難なく押さえられたけど、苦しんでいるのがよく伝わってきて辛かった。
レントゲンと血液検査と、その他細々見てもらったところ
足は麻痺とのことで、感覚が無くなっているらしい。ペンチでどんなに挟んでも無反応という。
しかも、右前足にも軽い麻痺があるらしい(これは気づかなかった)。
院長先生が可能性のある病気の種類、治療法などとても丁寧に説明してくれた。
症状からして椎間板ヘルニア、神経系の腫瘍あたりが当てはまるとのこと。
病名の確定はしていないものの、今のランディ丸の苦しそうな動きに納得のいく説明があったので
予想以上に重い病名が出てきたけど少しほっとした。
苦しそうにもがくのは、何とか自分で快適な体勢を探そうとしているからで、
動いた方向によっては逆に痛かったり苦しかったりするからそういう動きになると分かって
そりゃ手を貸したら怒るわな、、、と。
先生本人も持病で似たような痛みを経験して、そんな感じだったというコメントがとても好感を持てた。
お腹を壊していたり、血液中の数値がガタガタで異常だらけなので
まずはそれを整える投薬から始めていくことになった。
食欲もあまりないので、おすすめの食材なども教えてもらった。帰ったら疲れで爆睡していた。
その日の夜、下痢が酷くて室内で粗相をしたらしい。
このまま麻痺がどんどん進んでいったら介護が必要になってくるのかな・・・グッズとか用意せんとな
とか考える。

そこから数日、芋やささみ肉などを中心に薬を飲み続ける。
1日のほとんどを室内で過ごさせる。
だんだんと少し元気そうな表情が出てくる。

8月12日
ニトリにペット用フロアマットを買いに行った。敷くのはまた後日の予定。
耳掃除ついでに頭をマッサージしてみたらすごい気持ち良さそうにしていた。帰った後もよく寝ていたらしい。

8月13日
下痢が良くなってきたらしい

8月15〜18日
お座りができるようになる!
短距離の散歩ができるようになるが1日のほとんどは寝ている。
この頃には夜鳴きのようなものはなくなる。
おならがよく出ている。
同じ側を下にして伏せるため、右前脚の肘部分が床ずれ状態になってきていて、しょっちゅう舐めている。

8月19日
2度目の病院血液検査の結果、少し改善が見られる。右前脚の麻痺もほぼ見られない様子。
改めて病名の候補と、治療方針についてのお話が。どの病気だったにしても手術をしても良くなる確率は低く、おすすめできないとのことだった。私たちも手術は受けさせたくなくて、痛み苦しみを取り除くのを最優先でという感じだったので
引き続き薬を調整して様子をみていくことに。下痢が治ったので痛み止め、強めの薬を開始。
床ずれ状態の肘については特に何も言われず。でも心配な状態なのでサポーターなどをネットで探す。

ランディ丸本人は、毛艶や表情に元気が戻ってきていて、散歩を催促するくらい回復しつつある。

8月22日
下がりっぱなしだった尻尾が上がるようになる。ペットショップでサポーター類を買ったので付けてみる。特に抵抗しなかったのでそのまま様子見。

サポーターを始めて付けたとき。少し気にするくらいだったからいけるかと思ったんだけどなー

8月23日
体調を崩してから食べなくなっていたドライフードを食べた。食欲が増す薬だったので、その効果が出てきたのかも。

8月24日
様子を見に行ったらだいぶ元気そうにしていた。上げっぱなしだった足を地面に付けて立っていた!
が、庭の草陰に謎の血溜まりが。粘度の高そうな感じで吐血ではなさそう。お尻から出た?
匂いを嗅いだのか、鼻にも血が付いていた。
先日のサポーターはすっかり嫌がるようになってしまい、私がつけようとしたらめちゃくちゃ怒ったので断念。でもかなり痛々しい見た目になってしまっているのでなんとかした方がいいと思うんだが。

8月25日
夕方、散歩中に鼻血を出したとのこと。右の鼻。昨日も鼻の右側に血がついていたのはどうやら鼻血だった模様。調べたら犬の鼻血はあまり良くないことらしいので病院に連絡してもらう。結局次の診察まで様子見となった。これ以上出なければ心配ないらしい。
食欲だいぶ増える。薬を飲ませるのに苦労していたがドッグフード直乗せでもある程度はいけるようになってきた。

鼻血はこれ以降出ず。よかった・・・

8月29日
3度目の病院。だいぶ元気になってきて、病院に入る時に抵抗する力も強くなってきた。女性スタッフさんの事が気になるようで、少し寄っていこうとしたがる動きが見える。
薬はだいぶ効いているので、今度は減らしていくことに。10日様子をみる。
床ずれ状態の肘は、まだ様子見で良いとのことだったが、母曰く見たら骨が見えそうなぐらいえぐれていたらしいので、
先日サポーターと一緒に買ってきたテープを巻いてみた。
左足をついて歩くようになってきたのは良いが、足先の感覚は無いらしく足の甲から着地して歩いたり
そのまま引きずるように歩くため、軽い出血が見られるようになった。
調べたら「ナックリング」といって、老犬介護ではよくある悩みらしい。とりあえず、↑で使ったテープを巻いてみた。
足首にだけ巻いたら良いかな、と思ったけどダメだったので甲の部分にも巻いた。やっぱり甲で着地しているけど、直接着くよりはまだガードできているのでマシかな・・・早めにサポーターを買わねば。

足首を固定するように巻けば良いんじゃないか!?とやってみたけど、あんまり変わらなかった

まとめるとこんな感じ。日々変わる症状にハラハラしっぱなしで、
気になる症状をネットで調べて、最悪の事態を想像して泣いてしまったこともありましたが(極端なことを考えすぎw)
本人は至ってシンプルな思考で健気に生きようとしているので、余計なことを考えず現実を受け止め、主治医の先生を信じてこれからもランディの幸せ第一でやっていこうと思います。
人も人間も、健康で歳をとっていくのは結構難しいことなんだなぁと痛感します。
なんとか良くなってほしい。

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